たっつんの手探り投資生活~初心者J-REIT投資家MMDer~

J-REITマンを自称しながら、長期の配当投資で資産運用するブログ

【感想】シリコンバレーバンク経営破綻と、どこ吹く風な通信株

 

お疲れ様です、TATSUです。

今月10日に、シリコンバレーバンク(以下:SVB)が経営破綻をされていましたね。

 

・銀行経営破綻で思い浮かべるもの

銀行が経営破綻と聞いて、私も真っ先にリーマンショックを思い浮かべました。

専門家のコラムなどでは、影響のほどがどの程度かは意見真っ二つと言った所で、各々の事情で売りに走る方は多くいらっしゃった様ですね。

 

三菱UFJなど、日本の名だたるメガバンクも、

翌日取引直前の気配値が、既に前日終値の-4%から始まったり、

最終的に1日で7~8%もの値下げが起きたり、

投資に興味を持ち、実際に始めてからこの様な状況を目の当たりにすると、やはり驚きは隠せませんね。

 

例:三菱UFJ銀行様の直近10日チャート

 

・特に影響の大きかった業種

これ以外にも、その他金融にカテゴライズされているリース業に加え、保険業などは相当な下げ幅を見せ、

時を同じくして、原油先物価格が現在進行形で70ドルを割り込んで、石油関連銘柄のINPEXなどは、特に大きく下げる事となりました。

 

ただ、私共『配当投資家』に関しては、

権利確定前ともあって、徐々に株価が上昇している所でしたので、

「買い辛いな…」と気を揉んでいる立場としては、それなりに渡りに船だったと思います。

 

『それなり』呼ばわりなのは、過去の名だたる金融危機が、日経PBR0.9前後にも至っていた一方で、今回の騒動って日経PBRは未だに1.15倍なんですよね。

 

今のところは、ですけど。

 

 

周りの個人投資家さんも、むしろ”ほのかに活気づいている”と言っても良かったでしょう。(何人もコツコツ買いに走る方はいらっしゃいました)

まだ騒動前の水準に、十分にはもどっていない状況ですので、毎日S株コツコツ投資の方などは、当面は地道に積み上げに勤しまれる事でしょう。

 

・強靭過ぎる通信株

ただ、その中でも強さをまざまざと見せつけた業種がありましたね。

 

そうです、大手の通信株

例:NTT様の直近10日チャート

 

一瞬だけ下がりはしたものの、すぐさま騒動前の水準に復帰する様は、圧巻の一言ですね。

安定的な配当生活を送りたい、長期投資家の方々がこぞって求める訳です。

 

私も以前、こちらの記事で『絶対に欲しい3銘柄』として取り上げさせて頂きました。

 

・必ず欲しい×いつ買うかは迷い所

この安定性から、購入価額に対する利回りを重視する場合には、遅れて投資界隈に参入した者ほど手を出しにくくはあります。

ですが、そこは連続増配の実績に期待して、今買う

将来的に何%の利回りになってくれるか?と言う捉え方でいいと、私も思います。

 

その繋がりで、色々調べる片手間にこんな表も作ったりしました。

単純な表ですが、

①今の配当金据え置きとして、株価いくらで何%になるか

②直近5年間の、EPS、利回り、売上げ、営業利益の増減平均

③(2の通りなら)3年後、5年後、10年後には、株価や利回りがいくらになるか

などをざっくり計算して、大体の目安にする目的で。

 

安く手に入るに越したことはありませんが、通信株の様なものについては、欲を張りすぎずにラインを下げる事も必要でしょう。

 

特に今回みたいな状況だと、水準に達した所から1株ずつでも入れておきたいと思いますので、今後もそこそこ役に立ってくれるかなと思っています。

 

今回は既に余剰資金が無かったのもあって、前々買いに走れませんでしたが、また何かしら事件が起きた時に参入できるように、力を蓄えておきたいと思います。

 

Twitterで相互フォローやお話が出来ると嬉しいです。

twitter.com