たっつんの手探り投資生活~初心者J-REIT投資家MMDer~

J-REITマンを自称しながら、長期の配当投資で資産運用するブログ

【TATSUの注目株】イオンリートとヒューリックリート【J-REITで分配金】

 

お疲れ様です、TATSUです。

今回は、イオンリート投資法人(3292)と、

ヒューリックリート投資法人(3295)の、REITを2種類取り上げたいと思います。

 

 

トップバリュは庶民の味方!イオンリート投資法人

引用:企業HP

基本情報

イオンリート投資法人(以下:イオン)は

2013年に上場されたイオングループの事業の一環で、


名前通り、全国のイオングループから物件を取得し、

イオングループに貸し出す事で賃料収入を得る


商業施設に完全特化したREITです。

 

 

何故そんな回りくどい事を?

非情にざっくりとしたイメージですが

こんな感じで、新しい施設を開発・建築するのに

 

銀行からの借り入れに頼りすぎない事で、

金利が財務を圧迫する事を抑制しつつ

イオンリートに売ったお金でまた建てる

自前のREITが良い感じの現金調達先

イオンリートも10年20年の固定賃料で安定収入

 

何かと利点は多い様です

 

 

投資情報

決算月(1月・7月)

 

上位物件・テナント

イオンモールKYOTO(商業施設)215億円
イオンレイクタウンmori(商業施設)212億円
イオンモール福津(商業施設)180億円
イオンモール倉敷(商業施設)179億円
イオンモール高崎(商業施設)172億円

 

言わずと知れたイオンだけあって、各物件の平均規模が大きいですね!


物件構成比率



全部で48棟の物件を所持

 

関東中部・近畿その他の地域

ほぼ勢力を三分する形になっています。


ちょっとした郊外にもデカデカと建っているので、とにかく目立ちますね。

 

 

指標コメント

分配金利回り:4.36% 高め

REITの中では中位ですが、上場来から右肩で伸ばし続けています。

資産規模の上位REITの中では、分配金は高い方です。

 

含み益:約918億円 

リノベーションのための工事にも余念がなく、店舗そのものの価値も高めを維持しています。

 

NOI利回り:6.27% とても高い

REIT中2位と、収益性高めと言われる商業施設の中でも、群を抜いて高いです。

地価自体が安い地方への投資が進んでいる事も、充分寄与していると考えられます。

 

NAV倍率:1.01 標準

去年よりはかなり安くなっており、標準レベルになっているので、買い時かと思います。

低すぎないと、融資を受ける際にマイナスにもなりませんしね。

 

おすすめか?

オススメレベル:

希望投資口:145,000円(利回り4.6%)

 

かなりおすすめだと思います

REITには珍しい、アジア圏(海外)にも版図を広げる予定があり、今後さらに収益が伸びる事に期待が高まります。

サステナビリティへの取り組みで運営コストを下げ、テナント収益の圧迫による全体の負担軽減にも前向きです。

 

トピック

REITでは珍しい、地震保険による災害対策
・緊急避難施設の側面もあり、対策工事も行われている
・22年度からの新中経では、資産6000億、分配金3,600円/期を目指す
J-REITでは珍しい国外投資あり(マレーシア)

 

 

最寄り駅5分への拘り!ヒューリックリート投資法人

引用:企業HP

 

ヒューリックリート投資法人(以下:ヒューリック)は

東京圏内かつ最寄り駅5分と言う、交通利便性が凄まじく高い、

オフィス商業施設をメインとしたREITです。

 

投資情報

決算月(2月/8月)

 

上位物件・テナント

ヒューリック神谷町ビル(オフィス)552億円

御茶ノ水ソラシティ(オフィス)381億円

ヒューリック銀座7丁目ビル(オフィス)210億円

相鉄フレッサイン銀座7丁目(ホテル)115億円

 

首都だけあって高級オフィスの価格も凄まじいですね

 

物件構成比率

 

全部で65棟の物件を所持

その他の施設とは、『次世代アセット』と位置付けられているモノです(後述

 

指標コメント

分配金利回り:4.61% 高い

3,400円/半年 と言う実質的な下限設定を設けており、2億前後の内部留保を活用して、今年は維持の予定

現状は買い値が重視されます。

徐々にオフィス稼働が持ち直してきており、収入の向上を期待

 

含み益:714億円(含み益率18.8%) 高め

物件の価値は高く、売却利益を分配金に上乗せすることが出来ます。

今年は、今のところ売却の報せは入っていないようです。

 

NOI利回り:4.41% 低め

オフィスが回復途中のため、目安の5%より低めとなっています。

オフィスの回復以外にも、収益性の高い次世代アセットの規模拡大も課題

 

NAV倍率:0.82倍 かなり割安

来期以降の分配金の伸びに期待するなら、コロナ時期ほどでは無いもののチャンスの部類と感じています。

 

 

次世代アセットとは?

有料老人ホームの様なヘルスケア施設

通信事業者が拠点にするネットワークセンター

等があげられ、ディフェンス性を重視した内容

 

ネットワークセンターはソフトバンクが固定賃料で借りており、通信事業に関わるため高い稼働率が確保できています。

 

ヘルスケア施設は、以前にこちらでも語ったように

今後の需要増と安定稼働率が見込め、こちらも収益に期待できる

tatsukabummd.com

 

おすすめか?

オススメレベル:

希望投資口価格:150,000円(4.66%)

 

おすすめだと思います。

格付け会社からの評価がAAと高い

平均金利も0.6%と、平均的な所(0.7%を超えてくると心配)

 

巡航分配金が目標通り300円伸びてくれれば、5%台に達します。

 

トピック

・ディフェンス重視で、前述の次世代アセットを順次拡大中
・オフィス稼働は22年度で2ポイント以上回復、さらなる巻き返しを

 

 

まとめのパッと見指標

 

イオン

 

ヒューリック

 

以上になります。

REITに関心を持って頂けたら幸いです。

 

前回の記事はこちら

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