たっつんの手探り投資生活~初心者J-REIT投資家~

J-REITマンを自称しながら、J-REIT個別銘柄やニュースの話をするブログ

【たっつんのREIT紹介メモ📝】投資法人みらい【J-REITで分配金】

 

 

はじめに

お疲れ様です、たっつん(@326099)です

 

今回は、

  1. 投資法人みらい(3476

を取り上げたいと思います。

本ブログに目を通して頂くにあたり、主観による感想も含むことを御理解の上、
最終的な証券の売買は、個人の責任の範疇にてお願いいたします。

そもそもJ-REITとは何ですか?

tatsukabummd.com

 

tatsukabummd.com

 

 

投資法人みらいの投資情報

引用:企業HPはここ👈

 

基本情報

投資法人みらい(略称:みらい)

2016年12月に誕生した、総合型J-REITの一角

スポンサーは『三井物産』と『イデラ・キャピタル』が半々で賄っています

 

投資情報の早見表

※観測時点の数値です

 

ポートフォリオ情報・上位物件

全部で441,780億円の物件を所持🏢

 

物件規模1位~5位

🥇川崎テックセンター(オフィス)232億円 

🥈品川シーサイドパークタワー(オフィス)203億円 

🥉東京フロントテラス(オフィス)106億円 

🟡新宿イーストサイドスクエア(オフィス)100億円

🟡イオン葛西店(商業施設)94億円

🗾投資エリア

メイン投資エリアは東京23区と関西圏が共に30%弱で同程度
その他ホテルは中国地方、九州沖縄、東北地方らの地方に偏る

🏢アセット比重

オフィスが50%強の比重であること、他のアセット比重含めて以前から変わらず
23年の増資等でホテル3棟、レジデンス1棟などを取得
25年の2月には、オフィス2棟の取得を行っている

🏠アセットタイプ

要のオフィスは都心から外れた中規模以下の物件が主体
ホテルは取得している地方を問わず、ビジネス用途として名前を聞くシティホテル級未満のみを所有

その他

直近の物件譲渡では、24億の譲渡益と、22億の譲渡損で相殺する取引を実施

 

 

 

トピック

ポジティブなトピック

✅分配金利回りは概ね5%以上となる一方で、平均増配率は2%程度と低位
 ➡コンスタントに分配金1,200円/期前後は出ている

✅前期決算においてはホテルの変動賃料増加がプラス要因
 ➡前々期に対してがプラス60%近い増加率
 ➡プレスリリースでも頻繁にホテル賃料増加の報告あり、物件に依っては前年比で1.7倍程度の伸びも

✅予想1,210円/期に対して、今期は1,300円へ上方修正あり

 

 

ネガティブなトピック

✅オフィスはほとんどが賃料更新維持になっており、収入への影響がほぼない
 ➡平均金利が0.06%上昇した影響と相殺か、ややマイナス影響

 

 
中立的なトピック

✅借入残存期間は平均よりやや短い3.3年ほど
 ➡平均金利は、今の時期を考えると0.7%は低めに収まっている

 

 

 

指標にひとこと

分配金利回り:5.67% 非常に高い
平均増配率2.2%(8年観測)

利回りはJ-REITでは常に高水準を維持している
一方で、増配率は高くなく、資産の多くを占めているオフィスの更新はかなり停滞気味です

 

含み益:約157億円(8.8%) 非常に低い

50%を超える含み損の物件を売却
分配金への影響を避けるために、同等の含み益を持つ物件で売却相殺するなど、良い状況ではない模様

 

NOI利回り:4.66% 高め

現状はホテルの収益に依存している格好になっています
中核をなしている筈のオフィスの状況がよろしくないため、安定して上昇してくれる様には受け取れません

 

NAV倍率:0.84 割安

上場初期のNAV倍率とほとんど同じ水準
多少上下した時期も、他の銘柄ほど変化しておらず、いつでも購入可

 

おすすめか?

オススメレベル:

希望投資口:42,000円(利回り6.0%)

 
安定"増配"は出来なさそう…

前回のスターアジアと似たような所で、
収益の増加要因がホテルに依存している状態と思われ

このままホテルの需要がコンスタントに維持され、単価上昇による出来高に反映されればいいのですが、そうでなかった時の事を思うと、オフィスの方が伸びてない事もあり非常に不安です

 

以上になります

今後少しでも、REITに関心を持って下さる方に増えて頂けると幸いです

 

前回のREIT紹介記事はこちら

tatsukabummd.com

 

𝕏の相互フォローなどで、銘柄の話とか出来ると嬉しいです

 

 

こちらのグループに参加中