お疲れ様です、TATSUです。
今回は、
を取り上げたいと思います。
前回のREIT紹介記事はこちら
新進気鋭の総合型!東海道リート投資法人
引用:企業HP
基本情報
静岡を中心にした、日本の重要な産業地域を拠点とする、
現行のREITの中では最も若い、21年6月上場のREITです
投資情報
決算月(2月・8月)
上位物件・テナント
浜松プラザ(底地)119億円
セントレアロジスティクスセンター(物流施設)105億円
いなべロジスティクスセンター(物流施設)62億円
ロイヤルパークス千種(レジデンス)44億円
葵タワー(オフィス)23億円
産業物件に重点投資するため、物流関係を多く持っている他
法人としての最大の目玉は、浜松プラザ(イースト)の底地で、生活インフラにもかなりの重きを置いています。
物件構成比率
全部で11棟、421億円の物件を所持
『その他』で一括りにされている分布
静岡県:約42%、愛知県:約38%、三重県:約20%
トピック
物流施設、住居、底地で89%もの比率を占めており、
これらは五大分類+αの中でもディフェンシブな分類とされている
✅東海道地域は特に産業向き
メインの静岡県が、東京と大阪のちょうど中間に位置する格好で、工場とそれに関わる物流などと相性がいい
✅浜松プラザイースト側(底地)のテナントは下記
コストコ(小売店)、ゼビオ(スポーツショップ)、赤ちゃん本舗(ベビー用品)
✅来期以降、巡航分配金のみで6,500~6,600円を目標としている
現状でも高い利回り5.6%前後
・LTV:46.7%(高め)
・平均借入金利:0.81%(高め)
・平均借入残存期間:1.9年(かなり短め)
・固定金利比率:34.3%(かなり低め)など
株式会社CREと言えば、CREロジスティクスファンド投資法人と言う、物流特化型REITのスポンサーをしている訳ですが
「良質な開発物件はCREロジに売って稼げばいいのでは?」
と言う素朴な疑問
指標コメント
分配金利回り:5.65% 非情に高い
本格的に高い分配金を出し始めたのは第2期(前期)からですが、
今後増資なども行いつつ、目標通りの巡航分配金を維持できるなら魅力的です。
含み益:約29億円(6.8%) 非情に低い
運用し始めて間もないREITでありますので、今後のバリューアップ活動に期待
NOI利回り:5.58% 高い
手持ち物件の全てが目安以上の収益力を持っており、効率的に稼いでいることが伺えます。
直近の決算では、二桁%をたたき出した物件も
NAV倍率:1.09 やや割高
物件の傾向として物流特化、もしくは物流複合REITの近いものがあり、
これらに並ぶような形で若干の割高傾向が出ています。
おすすめか?
オススメレベル:
希望投資口:111,000円(利回り6.0%)
(今後の成長に期待できるなら)小口でおすすめだと思います。
新興のREITであるので、どうしても財務やネームバリューと言う意味では他に譲ってしまいます。
インカム重視でもメインで据えるには、成長したREITの様に
・頻繁な増資に伴って、一口利益が想定以上に減少する
などのREIT共通のリスクが直撃し易いとは思います。
その辺を踏まえて小口か、『それでも行ける!』と強く推される方には良いと思います。
まとめのパッと見指標
東海道R
以上になります。
REITに関心を持って頂けたら幸いです。
前回のREIT紹介記事はこちら
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