たっつんの手探り投資生活~初心者J-REIT投資家MMDer~

J-REITマンを自称しながら、長期の配当投資で資産運用するブログ

【TATSUの注目株】日本プライムリアルティ投資法人【J-REITで分配金】

 

お疲れ様です、TATSUです。

今回は、

を取り上げたいと思います。

 

前回のREIT紹介記事はこちら

tatsukabummd.com

 

 

都市の大型施設で稼ぐ!日本プライムリアルティ投資法人

引用:企業HPはここ

 

基本情報

日本プライムリアルティ投資法人(以下:JPR)は

日本のREIT史上で5番目、2002年に上場された

東京圏を中心に多数のオフィス

時点でこちらも都市部への商業施設を構えるREITです

 

投資情報

決算月(6月・12月)

 

上位物件・テナント

大手町タワー(底地)(底地)360億円
オリナスタワー(オフィス)313億円
新宿センタービル(オフィス)243億円
東京スクエアガーデン(オフィス)184億円
兼松ビル(住宅)163億円

 

これ以外にも、川崎ダイス

と言う物件があり、個人的にはとても馴染みがあります。

 

出張中、主に映画を見に行きました(トップガン・マーヴェリック5回ほか)

 

物件構成比率

全部で67棟、4,970億円の物件を所持

 

2022年に9回目の公募増資を行うなど、依然として積極的な拡大を目指しています。

引用:公式HP

 

また、直近の入れ替えにより21億程度の譲渡益を発生させ

内部留保を45億円まで拡充するなど、財務的な安定性の確保にも余念がありません。

 

資産と含み益の伸びグラフ



 

トピック

ポジティブなトピック
分配金の下限設定あり(7,600円/口)
 4500円/一口の内部留保があり、今期は350円を活用…7年相当の余力
✅2009年6月のみ半減するも、分配金も5,400円⇒7,600円へと順当に増配

✅LTVもREIT全体で低めの40%を維持しており、安定重視で運用している
 JCR:AA(安定的)、R&I:AA-(安定的)と格付けもかなりの高評価


 

ネガティブなトピック
✅光熱費が2期連続の悪化、➡請求方法の変更で、燃料調整費にも対応して来期大幅改善の予定
✅テナントの契約更新において、85%ものテナントが賃料現状維持になる他、
 新規入替えテナントに至っては50%ほどが、退去前の旧賃料から減額になる

 
中立的なトピック
✅7,800円/口の分配金目標の具体的な時期は不明
 運用コスト増加もあるため、増配にはやや時間はかかる
✅負債の返済率自体は上昇中

✅しいて言えば、30万超えなので若干勇気が必要な投資口価格

 

 

 

 

指標コメント

分配金利回り:4.35% 標準的

22年12月の第42期までに7,800円に増加しています。

下限設定も持っているので、水準として安心感の持てるレベル

 

含み益:約1,272億円(27.5%) 高い 

22年度は非常に高い入替えの収益で、分配金を維持しつつも5~6億の内部留保にも繋がっています。

 

NOI利回り:4.50% 低め

主力である都心のオフィスが低めなので、平均値をかなり押し下げています。

テナントゼロになった五反田ビルの代わりに入る3つのビルは、特に早い段階での埋め戻しを期待したいです。

逆に東京以外の関東や、地方のオフィス収益は目安以上のものがあります。

 

NAV倍率:090 やや割安

去年まで1倍~1.4倍を推移していましたが、今期は割安になっています

 

 

おすすめか?

オススメレベル:

希望投資口:338,000円(利回り4.5%)

 

オススメできると思います。

 

・賃料が一時的に低下こそしているものの、資産入れ替えで今期までを、高い売却益でこなしている
内部留保の強い下支えがある

地道なインカム勢としては、この2段構えが心強い

 

一方で、

収支がマイナス3億になっている光熱費料金

稼働率が7~80%まで低下した物件のリーシング

 

この辺は、サステナビリティ関係で直接コストカットをしたり、テナント誘致へプラスに働かせるなど、外部機関の連続高評価にたがわぬ成果が上がる事を期待します。

 

 

まとめのパッと見指標(リニューアル)

 

JPR

 

 

 

以上になります。

REITに関心を持って頂けたら幸いです。

 

前回のREIT紹介記事はこちら

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