お疲れ様です、TATSUです。
今回は、
- ユナイテッド・アーバン投資法人(8960)
を取り上げたいと思います。
前回のREIT紹介記事はこちら
ホテル・事務所・商業施設の三本柱!ユナイテッド・アーバン投資法人
引用:企業HPはここ
基本情報
ユナイテッド・アーバン投資法人(以下:アーバン)は
日本のREIT史上で9番目、2003年に上場された
オフィス・ホテル・商業施設をバランスよく備え
地域的な分散も良く練られた総合型のREITです。
投資情報
決算月(5月・11月)
上位物件・テナント
ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺(商業)280億円
心斎橋OPA本館(商業)228億円
新宿ワシントンホテル本館(ホテル)211億円
ロワジールホテル&スパタワー那覇(ホテル)200億円
川崎東芝ビル(オフィス)192億円
みんなご存じヨドバシカメラ
吉祥寺ともなると、これほどの価格になるんですね
100億以上の超大型物件が、大阪、福岡、沖縄…果ては宮城と
この手のREITにしては意外なほど地域が様々
物件構成比率
合計で12回目の公募増資を行うなど、収益の拡大に対して非常に積極的ですね
引用:公式HP
また、非常に多額の内部留保を持っていて
その額は何と97億円!
不測の事態の備えとしては、頼もしい限りだと思います。
トピック
3300円/一口の内部留保があり、今期使うつもりだったところ
収益の上方修正で頼らず増配
✅来期と、再来期については、平均して140円を活用する予定(10年分以上の余力)
ホテル収益改善による上方修正などにも期待したい所
✅今年5月にも札幌のヘルスケア施設を獲得
収益性の改善に更なる期待がかかります。
✅直近は住居、物流施設を取得するなどして、安定的な賃料比重を高める試み
✅JCR:AA(安定的)、ムーディーズA3は撤回
22年末の決算では、稼働率自体は持ち直しています
✅光熱費の収支がかなり重くなっていて、留保で相殺しているのはこの部分
決算資料では特に言及のない部分
指標コメント
分配金利回り:4.39% 標準的
分配金こそ21年を境に減額していますが、再び上昇を見せている他
投資口が過去と違い割安なので、パフォーマンスには優れているかと思われます。
含み益:約1,679億円(25.7%) 高い
10年ほど前から急速に含み益を伸ばしており、特に35~45%を見せるオフィスや住居が強いです
NOI利回り:4.86% 標準的
ホテルが回復する前は、これ以上に成績が悪かった所、収益の持ち直しによって平均レベルへ
オフィスが含み益だけでなく、NOIにも5.5%以上と優れており、ホテルの復調によって更なる伸びが期待できます。
NAV倍率:088 割安
収益の持ち直しもあり、割安という事なので希望価格を打ち出しつつ、自分も狙っております。
おすすめか?
オススメレベル:
希望投資口:140,000円(利回り4.6%)
オススメできると思います。
個人的な話になりますが、5月決算の銘柄は配当グラフの穴埋めと言う意味でもありがたく、指値注文で待っている最中です。
まとめのパッと見指標(リニューアル)
アーバン
以上になります。
REITに関心を持って頂けたら幸いです。
前回のREIT紹介記事はこちら
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