お疲れ様です、TATSUです。
今回は、
- オリックス不動産投資法人(8954)
を取り上げたいと思います。
前回のREIT紹介記事はこちら
日本初の総合型REIT!オリックス不動産投資法人
引用:企業HP
基本情報
オリックス不動産投資法人(以下:オリックス)は
日本初の総合型REITとして上場し、オフィスを主体に
都市部のホテルや、商業施設、大型レジデンスを主に取り扱うREITです。
投資情報
決算月(2月・8月)
上位物件・テナント
ホテル ユニバーサル ポート(ホテル)340億円
東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート(ホテル)268億円
アークヒルズ サウスタワー(オフィス)220億円
オリックス赤坂2丁目ビル(オフィス)219億円
ウエストパークタワー池袋(住宅)205億円
旗艦物件は大阪
あのユニバーサル・スタジオジャパンのすぐ傍に建っている、USJ公式のホテル
第2位には東京ディズニーランドのすぐ傍と、テーマパーク観光に力が入っていますね
物件構成比率
2013年~2017年の間、積極的な公募増資により資産規模を急拡大してきました。
引用:公式HP
19年以降は、物件の入れ替えによる収益性の改善や、
物件のバリューアップによる資産価値の向上で、徐々に規模を伸ばしています。
資産と含み益の伸びグラフ
トピック
✅4月に札幌のオフィス&福岡のレジデンスを取得(リンク付き)
✅オフィスは角という事で視認性がとてもよく、清潔感もあり、JRや地下鉄の駅が物凄く近い優れた立地
(他REITでも推されていたように、札幌のオフィス需要は良いとの事)
✅福岡のレジデンスも、需要が高めとされるシングルタイプ(単身用)
ドラッグストアやスーパーが近く、生活拠点として優れている
より安く、長期であればあるほど、『良い』と周囲から思われる所、
確かに金利はさがったものの、期間も短縮されては財務負担的に大丈夫なのでしょうか?
指標コメント
分配金利回り:4.25% 標準的
2021年に一時的な減配を喫するも、事前予想より200円程上昇
2年ぶりに1期辺りの分配金が4000円台に回帰しました。
含み益:約2,134億円(34.5%) 非常に高い
オフィス含み益の平均値がまさにこれ
メインのオフィスの含み益が高いので、入換えによる利益が期待できます。
その他、住居は50%強の含み益、物流施設は80%近くと、比重は少ないものの価値が高いです。
NOI利回り:4.88% 標準的(僅かに下)
商業施設の収益性が6%近くと高めです。
主力のオフィスの埋め戻しは進んでいますが、賃料の据置き90%で減額圧力も強い。
2期連続で大きく電気料金負担が増えて、価格転嫁が検討中なのも響いています。
都市部の商業施設も、オフィス以上にリーシングが厳しいようです。
NAV倍率:090 やや割安
おすすめか?
オススメレベル:
希望投資口:168,000円(利回り4.5%)
様子見寄りですが”アリ”だと思います。
所感になりますが、同じクラスの投資口価格、利回り、割安度などの各種指標を考えると、
野村不動産マスターファンドが、目の上のタンコブと言った感じでしょうか。
・商業施設の空き室がやや多め
などの要因が重なって、予想の家賃収入は前期から据置きになっています。
もし決算で上方修正がかかってくれると、もっと印象は宜しいかと。
まとめのパッと見指標(リニューアル)
オリックス
以上になります。
REITに関心を持って頂けたら幸いです。
前回のREIT紹介記事はこちら
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