はじめに
お疲れ様です、たっつん(@326099)です
今回は、
を取り上げたいと思います。
最終的な証券の売買につきましては、各自の責任の範疇にてお願いいたします。
REITとはそもそも何ですか?と言う初見の方はこちらを
前回のREIT紹介記事はこちら
大型売却の合間にオフィスを復権したい!積水ハウスリート投資法人
引用:企業HPはここ👈
基本情報
積水ハウスリート投資法人は、
2014年12月に上場された、総合型J-REITの一つ
…と言いつつ、第3アセットのホテルは極僅かのため、
実質的にオフィスと住居の二刀流という事になりますね😃
ただし今後はポートフォリオに大きな変化がもたらされる模様
投資情報
※観測時点の数値です
ポートフォリオ・物件構成比率
現行のポートフォリオは大型のオフィス数棟
そして数億~100億まで大小様々なマンションを所有
ただし今後はこの二極ポートフォリオも大きく変化するようです
オフィスの割合が減少して、
住居だけでなくホテルや商業系の不動産も増加するとの事
オフィスはこの投資法人では以前から言われ続けていたように、超大型のオフィスの分割売却であったり、
そもそもの売却の原因が大幅な稼働率の低下であったり、
先行きが不透明だからと言う部分が多いようです
上位物件
赤坂ガーデンシティ(オフィス)500億円🥇
御殿山SHビル(オフィス)440億円
本町南ガーデンシティ(オフィス)412億円
本町ガーデンシティ(オフィス)135億円
ガーデンシティ品川御殿山(住居)105億円
最近流行りのホテルREITはともかく、
住居についてはそれなりに調子が良いようです
50%以上を占めるシングル物件
続いて30%を占めるコンパクト物件
残り10%少々がファミリー向け物件
下に行くほど近年調子がいいアセットではあるので、他の住居系を含むREITに比べると影響度はやや低め
積水ハウスらしく住居の開発が積極的なので、
この中からいくつか物件を取得して収益の向上につなげて頂きたい😃
分配金推移・増配率
トピック
✅今後は28年まで、毎期20億ほどの利益が上乗せされる
➡営業収益の13%くらい
純利益から比率で言うと、だいたい20%くらいは増える
✅品川のオフィスが24年に稼働率大幅減退 80%台➡50%程
本物件が200億のプラス鑑定評価で売却される
✅マンションの賃料更新状況は、全タイプでプラス推移📈
➡ただし一番増加率のいいファミリータイプが少ないので、収益の影響度がかなり限定的
✅数少ないホテルにおいては、訪日客数が2019年水準に戻った
➡固定賃料契約なので、もしここから大きくホテルの成績が伸びる見込みなら、契約を業績連動に見直したい
指標にひとこと
分配金利回り:4.43% 高め
平均増配率4.4%(8年観測)
利回りはREITの中でも高めな方
ただし主要物件の売却などで、賃料収入部分が大きく落ち込むので、5年以内に売却益に依らない水準を維持したい
含み益:約952億円(18.2%) やや高い
しばらくは取得に力を入れていくのと、高い評価益のオフィスも既に売却の方向になっているので、評価益の影響は限定的かと
NOI利回り:4.09% 標準的
現状オフィスの伸びしろが怪しいとされているので、新規取得のホテルやマンション事情が良くなる事に期待したい
NAV倍率:0.92 やや割安
5月2日時点では82,000円を超えるなど、少々値上がりが進んでいます
このREITの場合は、もうちょっと安く買える時を伺いたい
おすすめか?
オススメレベル:
希望投資口:75,000円(利回り4.8%)
まとめのパッと見指標(リニューアル2)
積水
以上になります
今後少しでも、REITに関心を持って下さる方に増えて頂けると幸いです
前回のREIT紹介記事はこちら
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