はじめに
お疲れ様です、たっつん(@326099)です
今回は、
- ザイマックス・リート投資法人(3488)
を取り上げたいと思います。
最終的な証券の売買につきましては、各自の責任の範疇にてお願いいたします。
REITとはそもそも何ですか?と言う初見の方はこちらを
前回のREIT紹介記事はこちら
規模最小クラスながら利益率高め!ザイマックス・リート投資法人
引用:企業HPはここ👈
基本情報
ザイマックス・リート投資法人(以下:ザイマックス)
投資情報
※観測時点の数値です
ポートフォリオ・物件構成比率
物件総数が少ないため、一つの物件が資産でかなりの割合を占めるため、一見して分散は効いているように見えます。
基本的には東京のオフィスが頭数も多く、数十億~数億の物件で10棟あるため、実質メインと言えますね。
上位物件
ザイマックス新宿御苑ビル(オフィス)50.5億円🥇
ザイマックス札幌大通ビル(オフィス)47.1億円
ホテルビスタ仙台(ホテル)44億円
ザイマックス岩本町ビル(オフィス)42.5億円
ミューザ川崎(商業施設)41億円
過去に増資は2度行っていますが、売却実績もあまりなく(22年度に利益の12%📈)物件のパフォーマンスを向上させて収益を上げる『本業』の方に注力していくスタイル
所で、所持物件の『ホテルビスタ仙台』ですが、
ちょっといい感じですね😃
✅バス・トイレ・洗面台が3点独立していたり
✅シングルルームが16㎡と記述があったり
ビジホ使いの出張族としては、シングルルームに広さを感じる…
例えば『ダイワロイネットホテル』の様な所は、宿泊料がそれほど高くないタイミングで、チャンスがあれば入りたいと思う所
「こう言うので良いんだよ」な感じが出てますね
更にホテルは、変動賃料が結構な巻き返しを見せている様です
分配金推移・増配率
トピック
✅小型銘柄らしく高めの利回り5.39%(2/24時点の最新)
✅ホテルの変動賃料が24年度からは、19年度比で80%程に回復
➡2年ほど10%程度に落ち込むも、23年後期で50%を付けた
✅増配率で言うと-1.4%で微減配中💧(5年平均)
✅平均利率は高くないが、残存借入期間は2.3年とかなり短い
➡直近の借入れは、4~5年程度の期間で利率も1~1.5%と高め
✅マスターリース契約が、全体の6割以上のため一定の安定感あり
✅入退去も概ね1~2%であるため、某REITで見られた高い入退去率のために、フリーレントが嵩んで稼ぎが減ると言うのは抑えられている
✅同時期上場の他REITと違い、増資にはかなり慎重なため規模が非常に小さい(普通のREITとしては実質最下位)
指標にひとこと
分配金利回り:5.39% かなり高い
平均増配率-1.4%(5年観測)
利回りは高いですが、増配は現状では一時要因のみと言った感じ
同レベルの利回りでも、増配銘柄があるとやや苦しい
含み益:約108億円(24.8%) やや高め
含み益は3年連続でほぼ横ばい
上場時から見ると、5%近く下がっており、バリューアップと言う意味では上手く行ってなさそう
NOI利回り:5.33% 高い
簿価に対する利回りは高いですが、改訂増減率が±1%くらいの範囲で行ったり来たりしており、先の含み益の成長と同じく停滞感
NAV倍率:0.79 かなり割安
上場時から0.8倍くらいに留まっており、
『割安』と言うよりは『高値掴み』をした可能性あるかもしれません
おすすめか?
オススメレベル:
希望投資口:113,000円(利回り5.5%)
特殊な大江戸温泉を除けば、
REITの中でも飛びぬけて資産規模が小さい事もあり、分散投資以前の問題の様にも思えます
NAV倍率が適正値付近で、同等以上の利回り、かつより大型で増配も行っているREITも確かにあるため、弊ブログにご訪問いただいた方には、よろしければ個人的には他をあたって頂きたい
まとめのパッと見指標(リニューアル2)
ザイマックス
以上になります
今後少しでも、REITに関心を持って下さる方に増えて頂けると幸いです
前回のREIT紹介記事はこちら
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