たっつんの手探り投資生活~初心者J-REIT投資家MMDer~

J-REITマンを自称しながら、長期の配当投資で資産運用するブログ

【たっつんのREITメモ】Oneリート投資法人【J-REITで分配金】

 

 

はじめに

お疲れ様です、たっつん(@326099)です

 

今回は、

  1. Oneリート投資法人(3290

を取り上げたいと思います。

 

REITとはそもそも何ですか?と言う初見の方はこちらを

tatsukabummd.com

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前回のREIT紹介記事はこちら

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築古の中規模オフィスの利便性を推す!Oneリート投資法人

引用:企業HPはここ

 

基本情報

Oneリート投資法人(以下:OneR)

六日本が誇るメガバンクである”みずほ”がスポンサーを務めるREIT

前回の森ビルと同じく完全なオフィス特化

一方で、こちらは100億円以下の中小オフィスの運用を専門に行っています

 

投資情報

決算月(3月・9月)

※観測時点の数値です

 

上位物件

大博多ビル(オフィス)106.5億円🥇
東京パークサイドビル(オフィス)104.5億円
肥後橋センタービル(オフィス)89.3億円
ONEST元代々木スクエア(オフィス)75億円
ONEST神田スクエア(オフィス)73.5億円

ビル系の例にもれず、最寄り駅から10分以内とアクセスに優れている
築古の物件が多いため、割と武骨なビル然とした物件が多い

ONEST(オネスト)と言う独自のブランドについてはその限りではないようで、外装からして現代的な雰囲気を出しています


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物件構成比率

全部で32棟、1,237億円の物件を所持🏢

築古重視とは言え、他のリートの様に郊外だからと言う事はなく、しっかりとアクセスを重視した物件を数多く持っています

地方は政令指定都市の物件取得に特化しているようです

 

 

トピック

ポジティブなトピック

✅非常に高い利回りで、平均5.0%以上

✅家賃平均は最低でも、前年比6%アップを続けている

✅借入れ金利は0.6%程度と低め
🔵メガバンクの後ろ盾で借入れ優位か


 

ネガティブなトピック

✅21年ごろから、空室率・退去率の高止まり見通しが続いている

✅20年度を境に、現在まで連続減配中⤵

🔴決算事情では光熱費の増加や、修繕費の増加を挙げている

🔴他、退去と入居の割合が大きいので、フリーレント期間が増えた事によるNOIの低下も響いていると思われる

 

 
中立的なトピック

✅特に目立ったところはありません

 

 

 

指標にひとこと

分配金利回り:5.22% 高い
平均増配率1.8%(8年観測)

REITの中では上位に入り、6%を超えた時期もある
ただ、前述の通り増配は今のところ厳しく、減配続き

 

含み益:約176億円(14.2%) 標準的

築古物件を取り扱う場合の利点として、修繕によるバリューアップが狙いやすいと言う一般的?な意見があります

安く手に入れて、家賃や鑑定額を引き上げてから捌くのは、トーセイなどが得意としている方法

 

NOI利回り:5.14% やや高め

NOIは5%と、REITの稼げる目安をクリアしています
ただし、5.7%少々を境に徐々に減少しており、先行き不安が付きまとう

 

NAV倍率:0.89 やや割安

NAV倍率はやや割安

ただし、証券サイトのアナリスト評価などは目標価格が24万未満とさらに安く
個人投資家に至っては20万程度が見られていたり、条件付きの買い意見が強い

 

おすすめか?

オススメレベル:

 

希望投資口:242,000円(利回り5.5%)

 
将来の増配に今は期待できず💦

 

前回の森ビルとは対照的に、小規模個人投資家としては厳しい💦 

全体的に築年数が高い事 

それに伴う修繕費が嵩むのは、一部の築古特化リートに共通している

分配金の増減率を考えて、いずれ未来の配当利回りに賭けるのか 

投資法人を短期保有して、値上がり益も含めた利ザヤを取るか、とても好みが分かれる所

 

 

まとめのパッと見指標(リニューアル)

 

OneR

 

 

 

以上になります

今後少しでも、REITに関心を持って下さる方に増えて頂けると幸いです

 

前回のREIT紹介記事はこちら

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