はじめに
お疲れ様です、たっつん(@326099)です
今回は、
を取り上げたいと思います。
最終的な証券の売買につきましては、各自の責任の範疇にてお願いいたします。
REITとはそもそも何ですか?と言う初見の方はこちらを
前回のREIT紹介記事はこちら
大量採用も併せて稼働率を最盛期に!星野リゾート・リート投資法人
引用:企業HPはここ👈
基本情報
投資情報
※観測時点の数値です
ポートフォリオ・物件構成比率
中部、九州地方などが多い、アセットタイプを考慮しない物件分布の独特さはREITの中でも随一ですね
後述の旗艦物件など、資産規模の大きいホテルもありますが、旅行者向け・ビジネス向けを問わず、数億~二十億くらいの小ホテルによる頭数が多いです
上位物件
ANAクラウンプラザホテル広島(ホテル)178億円🥇
グランドプリンスホテル大阪ベイ(ホテル)160億円
星のや沖縄(ホテル)122億円
グランドハイアット福岡(ホテル)77億円
星のや軽井沢(ホテル)76億円
『星のや』系に代表されるような、地方の自然環境に寄り添った様な癒しを求めるタイプの物件
『界』系は、九州地方の割合が多く、別府を代表とした温泉と和のお宿が主体
一方で都市観光系は近代的な物件が多く、都市に存在しているだけあって、20%程の物件数で資産の半分を占める程の高価な物件揃い
⭐グランドプリンスホテル大阪ベイ
大阪巡りの時に拝見
宿泊料的には、ビジネスホテル2回分と言った所なので、見所ある大阪ベイエリアを中心とした、旅行の拠点としては優れていますね😃
⭐界 別府
界系統の物件は、温泉宿と言う事もあり、各々が自然の景観を重視した特徴的な風呂を持っている点が目を引きます😃
その他のホテルは、カンデオやコンフォートと言った
職業柄僕も、週単位、月レベルで利用した事のあるホテルがずらり
デフォルトで朝食付きのホテルってありがたいんですよ、色々と
分配金推移・増配率
トピック
✅客室単価は、コロナ禍前と比べて平均20%以上の上昇
➡これと稼働率の回復を合わせればかなりの収益(稼働率は同時期の-20%くらい)
部分的には18年~19年の水準を超えている物件もある
✅人手不足により稼働を停止していたホテルを稼働させるべく、24年には従業員数の採用を増やす
✅コロナの様な特別な不景気の場合でも、固定賃料は受け取れていたため、分配金の最低保証がある点ではINVより良心的
(INVはスポンサーが投資法人に固定賃料を肩代わりさせた前科あり)
指標にひとこと
分配金利回り:3.16% とても低い
平均増配率1.6%(10年観測)
INVがトップを行く一方で対照的な数値
19年においても利回り5%と、ホテル型にしては高い方ではありませんでしたが、固定賃料での保証値が高いのが特徴
含み益:約224億円(11.2%) 低め
普通の譲渡ではなく、等価取引による入替えを行っているため、利益の上乗せはないタイプ
収益性を重視しており、入れ替えに伴い持ち物件の鑑定価値自体がかなり上下するようです
NOI利回り:5.75% かなり高め
客単価も上昇して見込み値は上昇中
前述の稼働率が解消されれば、更なる利益に期待も😃
NAV倍率:0.95 やや割安
上場した年がNAV倍率の最盛期で、そこからズルズルと低下しコロナ時期に匹敵するほどのNAV倍率になっています
インカムと言うよりは、ホテル再評価に伴うキャピタル狙いなら可能性あるでしょうか
おすすめか?
オススメレベル:
希望投資口:435,000円(利回り4.0%)
ホールド状態で地道に、分配金(または配当金)受取りを続けたい身としては厳しいです
・元々高くない利回り
・ホテル系の他アセットにはない激しい収益の上下動
この2重苦といった感じで、この辺も捉え方次第かとは思いますが、単純な投資志向の僕にとっては、INV程ではなくとも恐れの対象となりますね💧
まとめのパッと見指標(リニューアル2)
星野R
以上になります
今後少しでも、REITに関心を持って下さる方に増えて頂けると幸いです
前回のREIT紹介記事はこちら
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