はじめに
お疲れ様です、たっつん(@326099)です
今回は、
- ジャパン・ホテル・リート投資法人(8985)
を取り上げたいと思います。
最終的な証券の売買につきましては、各自の責任の範疇にてお願いいたします。
REITとはそもそも何ですか?と言う初見の方はこちらを
前回のREIT紹介記事はこちら
収益改革で反撃の兆し!ジャパン・ホテル・リート投資法人
引用:企業HPはここ👈
基本情報
ジャパン・ホテル・リート投資法人(以下:JHR)
スポンサーはシンガポールを拠点にし、アジア中心に不動産投資事業を行う”SCキャピタル・パートナーズ”
2006年上場で、インヴィンシブル投資法人に次ぐ、
日本では資産規模2位を誇るホテル特化のREITです
投資情報
※観測時点の数値です
ポートフォリオ・物件構成比率
ホテル特化らしく、地方や関西・中部の割合が多いです
リゾートホテルや、一般より2ランクくらい上手のフルサービスホテルは、地方の名所にも必要ありますので、この様な分布が見られるのは必然ですね
上位物件
ヒルトン東京お台場(フルサービス)624億円🥇
ホリデイ・イン大阪難波(リミテッドサービス)270億円
ヒルトン東京ベイ(リゾート)260億円
オリエンタルホテル 東京ベイ(フルサービス)199億円
ホテル日航アリビラ(リゾート)189億円
ポートフォリオ構成としては
リゾート20%、フルサービス40%、リミテッド40%と言った所
リゾート・フルサービスは目が飛び出る宿泊費…
と言うほどではないものの、特別な機会にいつか泊まってみたい素敵なお部屋が目の保養になりますね😆
以前、家族サービスという事で、1人3万円ほどの所に招待した事がありますが、それくらいの特別感は出していきたい
(以下のホテルも時期次第ではそれ未満~同じくらいで入れる)
例:ホテル日航アリビラ(沖縄・リゾート)
沖縄だけあってオーシャンビューの解放感が凄まじい😎
例:ヒルトン名古屋(愛知・フルサービス)
和室のスイートなどが照明具合も良く、雰囲気あります
例:ヒルトン東京ベイ(東京・フルサービス)
小さいお子様連れ向けの可愛らしい部屋の種類が印象的😃
分配金推移・増配率
トピック
✅インバウンド数がピークであった19年度の80%程に回復
➡売上げも19年度の実績比で言えば90%近い
➡国内なら22年度下期で100%の状態
✅投資主優待制度を持つ数少ないREITの一つ(詳細はコチラ)
➡WEBサイトの価格レンジ内最低料金や、食事付きなど
✅格付けは同ランク内でネガティブ➡”安定的”に向上
✅権利日が年1回である唯一のREIT➡個別株でも珍しい
✅投資口価格が1桁万円でおさまる為、優待に10口必要
✅ホテルの大規模改修によるバリューアップや、食事などの直接的なサービスのバージョンアップで、注目を集めようとしている
指標にひとこと
分配金利回り:3.76% 低め
平均増配率3.2%(10年観測)
19年度までは5%とREITの平均値をかなり上回っていましたが、今は投資口価格が先んじて上がっており、インカムは余りおいしくない
含み益:約1,372億円(34.9%) 非常に高い
積極的な増資を行うREITですが、70%の利益を出した実績もあり、
思い切ったリバランスの際には大きな利益が期待できそうです
NOI利回り:3.00% 非常に低い
例えば、同じくNOI利回りは非常に低い森ヒルズは、物件の超プレミア化に伴うもので、それでもしっかりとした収入のあるREITでした
こちらも似た現象かと思いますが、安定度が全く異なるので厳しい
NAV倍率:0.95 やや割安
資産価値に対してはやや割安でありますが、個人的には割高感が否めません
おすすめか?
オススメレベル:
希望投資口:49,000円(利回り5.5%)
指標面が近い値を示している、他のアセットに比べると、REITの利点と(少なくとも僕は)思っている安定感が全く異なるので、素直に他をあたったほうが良い印象
ですが、INVの様にスポンサーに大きな問題がある、と言う訳ではありませんので、割を食っている不遇なREITですね…
まとめのパッと見指標(リニューアル2)
JHR
以上になります
今後少しでも、REITに関心を持って下さる方に増えて頂けると幸いです
前回のREIT紹介記事はこちら
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